あらすじ

「俺の存在自体が、呪いなんだ――」 無属性の忌み子として蔑まれる少年は、その身に世界を揺るがす『真の光』を宿していた。 辺境の村ルーポートで「災いを呼ぶ忌み子」として虐げられてきた青年、ルクス。 右肩から背中にかけて刻まれた不気味な赤茶色の『十字架の烙印』と、魔法の使えない無属性。 「自分なんて、生まれてこなければよかった」 己の不遇を受け入れ、ボサボサの前髪で素顔を隠しながら、影のようにひっそりと生きていた。 そんなある日、村を襲った凶暴な魔物の群れ。 村人たちから見捨てられ、たった一人で捨て駒になろうとしたルクスの前に、思いがけない訪問者が現れる。 圧倒的な武で背中を守る赤銅髪の剣士・カイ。 傷ついた心にそっと寄り添う聖女・エレナ。 初めて「お前は悪くない」と自分を肯定してくれた二人との出会いが、ルクスの凍てついた心を少しずつ溶かしていく。 しかし、迫りくる絶体絶命の危機。 大切な仲間が傷つけられたその時――少年の右肩で、眠っていた『十字架の烙印』が狂ったように蒼白の閃光を放ち始める。 「――消えろ」 それは、世界から消えた【 】の覚醒。 自虐的な美貌の忌み子と、彼を過保護に愛する仲間たちが紡ぐ、絶望と救済のダークファンタジー、開幕!

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小説を読もう2026/10/01
  • 現在の作品十字架に捧ぐ最後の灯火