あらすじ
四季由依、二十六歳。元日本人OL。
一人旅とお一人様時間を愛していた彼女は、死の間際に「世界一周旅行してみたかったな」と願った。
すると、なぜか異世界で目を覚まし、与えられたのは「一人で世界一周できるくらい強い」身体と魔法。
由依の目的は、世界救済ではない。
ご当地飯、温泉、冷えたビール、快眠、清潔な水、安全な道中。
ただそれだけを求めて旅を始めたはずだった。
しかし、困っている人を見捨てられない性格のせいで、魔物に襲われた馬車を助け、汚染された水源をろ過し、各地の問題を次々と解決してしまう。
さらに旅の途中で、剣聖、魔女、聖女、賢者まで同行することに。
世間から見れば、人類最高峰の力が集った勇者一行。
実態は、飯と温泉と旅の快適さを追求するQOL改善旅行団。
勇者扱いされたくない女性が、なぜか世界を繋いでしまう異世界一周旅行記。