あらすじ

西暦2041年、日本から「機械のミス」という言葉がなくなった。 交通網はAIによって完全自動化され、異常を発見する機械、その機械を診断する機械、さらにそれを監視・監査する機械まで存在する。 人間に残された仕事は、ただ一つ。 「最終判断」。 ある日、列車の制動装置に異常警告が出る。 診断AIは「センサーの故障」と判定。 監視AIも正常。 監査AIも正常。 すべての機械が「運行継続」を推奨した。 人間の最終判断員は、それを承認する。 そして、事故が起きた。 「しかし最終判断をしたのはあなたです」 機械が判断し、人間が承認し、人間が責任を取る。 完全自動化社会に最後まで人間を残しておく、本当の理由とは。

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カクヨム
カクヨム2026/10/01
  • 現在の作品最終判断は人間が行なっております