あらすじ
現実の仕事に疲れた会社員・高橋悠作は、完全ダイブ型VRMMO『ユートピア・オンライン』を始める。
攻略競争にはもう疲れた。そこで選んだのは、戦闘にも攻略にも向かない不遇職【木こり】。人の少ない辺境の森で木を伐り、飯を作り、自分のためのログハウスを建てて静かに暮らすつもりだった。
ところが、現実で身につけたDIYや木工、キャンプ、料理の知識と、森で得た未知の力が組み合わさったことで、悠作の作る家具や料理はゲームの常識から外れた性能を持ち始める。
そして森へ迷い込んでくるのは、攻略や仕事に疲れ果てたトッププレイヤーたち。
一人で休むために作った小さな家は、訪れる者が増えるたびに少しずつ姿を変え、いつしか誰かが安心して帰ってこられる場所になっていく。
最強を目指さず、金儲けにも興味なし。木を伐り、家具を作り、飯を食べ、疲れた者を休ませる。
戦わないおっさん木こりが始める、規格外なのに穏やかなゲーム生活。