あらすじ
「彼女ができたらしたいこと」を、深夜の勢いで百個書いた。
誰かに見せるつもりなんてなかったのに、翌日、そのノートを学校一の美少女・三枝こはるに読まれてしまった。
「じゃあ、試してみる? 一番上のなら、今日できるよ」
そうして始まった、好きな人ができるまでの恋人ごっこ。
一緒に帰って、パンを分けて、手をつないで。誰もいない教室では、膝枕まで。
「今の、小説よりちょっと下」
仕掛けた三枝も照れるくせに、判定だけは厳しい。
付き合っていないのに、クラスではすっかり噂の二人。
しかも三枝は、まだ見せていない後ろのページまで当てようとしてくる。
深夜三時の俺、どうしてそんなことまで書いた。