あらすじ
ルーアン社との共同開発をきっかけに、
アークシステムズの環・柊・凪は、
思いがけず「過去」と再会する。
それは、
環がかつてクロノス社で背負わされた
情報漏洩事件の記憶。
静かに仕込まれた数字。
名前を呼ばれない違和感。
そして、じわじわと迫る恐怖。
過去は、終わったはずだった。
けれど、それはまだ終わっていなかった。
誰かを守るために怒りを抑えてきた柊。
怖いと言えなかった環。
その間で、光のように場をつなぐ凪。
真実が明らかになるとき、
「怒り」は武器となり、
「居場所」は試される。
これは、
過去を清算する物語であり、
安心して戻れる場所を取り戻す物語。