あらすじ

三十代まで生きた男が次に目を覚ましたのは、妖怪も超能力も巨大ロボットも存在する世界だった。 前世の記憶は長いあいだ曖昧な夢のようなものに過ぎなかった。 しかしある日、学校を襲った妖怪と戦う一機のロボット――《ZERO-01》を目にしたことで、すべてを思い出す。 ここは前世で遊んでいたゲーム『第五次機神戦記』の世界。 いくつもの世界と次元が交わり、数多くのロボットアニメの登場人物や機体が一堂に会して戦う、クロスオーバーSRPGだった。 そしてZERO-01に乗った少年アザミこそ、このゲームの主人公。 ならばゲーム開始時に選ばれなかったもう一機の主人公機《ZERO-02》も、この世界のどこかに実在するはず。 ゲームの物語を知っているレオは、やがて一つのことを考える。 この先、死ぬ人を知っている。 救えなかった人を知っている。 条件を満たさなければ仲間にならなかった人も知っている。 ――だったら、今度は助けに行けばいい。 選ばれなかった二号機《ZERO-02》とともに、レオはゲームで失われた人々へ手を伸ばしていく。 だが、ここはゲームではなく現実だった。 一人を救えば歴史が変わる。 ゲームでは描かれなかった場所にも人々の生活があり、原作通りに進むはずだった物語も少しずつ形を変えていく。 そしてレオの周囲にはいつしか、本来なら物語から退場していた者、仲間にならなかった者、選ばれなかった機体――ゲームが拾わなかった可能性が集まり始める。 これはゲームの主人公ではない男が、数多のロボットと世界が交差する戦場で、自分なりのハッピーエンドを探していく物語。 ※本作品について・注意事項 本作品は、スーパーロボット大戦シリーズのように、さまざまなロボット作品を思わせる世界・キャラクター・ロボットがクロスオーバーする作品をコンセプトとしたオリジナル小説です。 作中にはロボットアニメ・特撮・ゲームなど、多数の既存作品をモチーフ、オマージュ、パロディ元とした設定や展開が登場します。 登場する作品名、人物名、機体名、組織名などは基本的に本作独自の架空のものですが、「これはあの作品がモチーフかな?」と分かるような要素も含まれています。 特定の既存作品そのもののキャラクターや機体が登場する二次創作ではありません。 また、オマージュ元となる作品への敬意を前提として制作していますが、原典とは異なる設定・展開・解釈を含みます。

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カクヨム
カクヨム2026/10/01
  • 現在の作品選ばれなかったZERO-02 ~ロボットゲームに転生した俺は、救われなかった未来を変えていく~