あらすじ
三十年の歴史に幕を閉じる、地元の小さな科学館。
解説員を目指す幼なじみの澪(みお)に付き合わされ、俺——湊(みなと)は最後のプラネタリウム投影に訪れていた。
だが、静寂に包まれた館内で事件は起きる。
展示されていた伝説の隕石「アステル17」の盗難。
そして、暗闇の中で発見された遺体——。
容疑者は、科学館に執着する元職員たち。
しかし全員に、投影が行われていた間の【完璧なアリバイ】が存在していた。
立ちはだかるのは、自動投影機が刻んだ『空白の4分間』。
俺と澪が事件の死角を追い詰めていくにつれ、三十年前に隠蔽された「ある学術盗用事件」の悲しい真実が浮かび上がっていく。
「黙っていたら、想いは何ひとつ伝わらない——」
言葉を飲み込み続けた大人たちの悲劇を前に、俺たちは少しずつ自分たちの気持ちと向き合い始めて……?
本格ロジックで解き明かすアリバイ崩しと、
「幼なじみ」から一歩を踏み出すふたりの甘酸っぱい恋の物語。
【要素】
「ミステリ」 二重アリバイ工作 / 自動投影機トリック / 過去の隠蔽工作
「ドラマ」 理系ロジック / 夢への挑戦 / 30年越しの名誉回復
「恋愛」 クールな論理派×まっすぐな幼なじみ / ジレジレ / デートの約束
「規模」 第一章完結済み(全12話)