あらすじ
俺、広瀬和樹(ひろせ かずき)には、オンラインゲームで最高の「男友達」兼相棒がいる。ゲーム内でのユーザーネームはゴリアテだ。
これまで俺たち二人は、ゲームをしているとき、変な性癖について語り合うのが大好きだった。お互いの一番深い性癖の話から、男の性癖ってなんでこんなに馬鹿げているんだろうという変な冗談まで。なぜなら、俺は相手が男だと思っていたから――――。
「なあ、ゴリアテ。実際、男って絶対に脇フェチだよな?」
「もう、キズってば相変わらずだね。でも、男の性癖って本当は巨乳なんだよ?」
――――これまで俺は、相手のことを「男」だと思っていた。
でも、オタク部の先輩である水守クラリス(みずもり クラリス)先輩の変な話を聞いてから、俺のオンラインゲームの相棒って本当に男なのかと、少し疑うようになった。とはいえ、そこまで気にしてはいなかった。だって、男の声だったから!(可愛い男の声だけど)
そんな俺たち二人が、オフラインで会うことになった。そして現れた……俺の学校で一番美人なギャルの先輩、星野まりん(ほしの まりん)だった!?
俺は、これまで二人で変な性癖についてあんなにも赤裸々に語り合っていたことを思い出して、本当に恥ずかしくなった……。
「か、カズくん……。私がこんな格好の悪いギャルの先輩だって知っても、私のこと……置いていかないよね……?」
何でも話せるたった一人の親友を失いたくない俺も、この関係を終わらせたくはなかった。
こうして、ギャルの先輩との性癖を隠したラブコメディが始まる。