あらすじ
腹違いの兄姉たちに蔑まれ続けていた第十一王女チェレスタ。兄姉たちの嫌がらせにより、彼女は顔も知らない辺境伯との結婚を命じられてしまう。しかも彼女の夫となった辺境伯ヴォルフは挙動不審で、必死に彼女を避けていた。
けれど、チェレスタはくじけない。彼女は前向きに頑張り続け、少しだけヴォルフとの距離を縮めることに成功したのだった。
しかしほっとしたのもつかの間、隣国が辺境に攻めてきてしまう。この絶体絶命の状況に、チェレスタは奥の手を使うことを決める。
その彼女の決断が、やがて辺境を、この国を変えていくことに、まだ誰も気づいてはいなかった。