あらすじ

西暦2012年、マヤの予言。 人類滅亡へのカウントダウンが噂されていた12月に差し掛かり、街征く人々は真偽不明の噂話に花を咲かせていた。 街は平和そのもので異常気象なども観測されず、突然何かが起こるなんて馬鹿げた話があるかと一蹴するものばかりであった。 マヤ文明の予言もノストラダムスの大予言のように震災だの核兵器だの彗星が落ちるだの噂された挙句、結局何も起こらずただ皆が少し不安し終わるだけ、誰もがオカルト話だといい本気にするものなど殆どいなかった。 そんな中、日本の片田舎に住む風間楓子は出産を控えており噂話を本気にしないまで少しの不安があった。 万一にでも何か起きたらどうしよう。わが身に宿る子が無事に生まれるのであればそれだけでいい。 予言について日夜特集が組まれているテレビを見ながらそう思う日々を送っていた。 西暦2012年12月21日。結局何も起こることはなく、やっぱり何もないじゃないかと少しは非現実を期待していた世論から熱は冷めていくのであった。 しかし、観測はされていた。太陽嵐が。 報道されないそんなごく微小なクラスのものであった。報道するほどでもないため世間は太陽嵐が発生した事態を知ることはなかった。 しかし宇宙ではある研究機関が極秘裏に運用を行っていた人工衛星に影響をきたし、軌道が逸れ、想定外の宇宙ゴミとの衝突を起こした。 衝突した人工衛星は地球への落下を開始。落下先は皮肉にも衛星を宇宙へと送り出した研究機関であった。 研究機関の名はAEJIS。日米を主導とした新しいエネルギー開発をするための機関である。 西暦2012年12月24日。落下する人工衛星は日米の間にある太平洋の中心に位置するメガフロートへ衝突。エネルギー開発を行っていた施設への衝突は莫大なエネルギーを生み出し一瞬にして世界を包んだ。 その一瞬、世界各地の電子機器が数ミリ秒だけ機能を乱すに留まったかのように見えた。 西暦2027年12月24日。風間楓子の長男、楓太15歳。覚醒。

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小説を読もう2026/10/01
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