あらすじ

「だって名前が書いてなかったんですもの」 ――義妹ミレーユはそう言って、私のドレスも宝石も婚約者さえも奪っていった。 けれど彼女は知らない。この国の貴族が、自分の持ち物に魔力で「銘」を刻むことを。 そして建国祭の夜、ミレーユは私から奪った品々を身につけたまま、すべての銘を暴く「銘視の灯」の前へ立つ。 ドレスから、靴から、扇から、次々と浮かび上がる私の名前。 さらに彼女が首につけていた首飾りから現れたのは、六年前に私が助けた男――グラウフェルト辺境伯の真名だった。

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小説を読もう2026/10/01
  • 現在の作品【完結】『だって名前が書いてなかったんですもの』と何でも奪う義妹に、全部まとめて名前を見せて差し上げました