あらすじ
密室から、冒険者が消えた。
無人島には、不可解な焼死体が残されていた。
曰く付きの森では、伝承になぞらえた死体が一つ、また一つ――。
この世界には、剣も魔法も、常識では考えられない「スキル」も存在する。
だが、どんなスキルにも必ずルールがある。
効果があれば、条件がある。
できることがあれば、できないことがある。
冒険者ギルド・イーストポール支部の新人受付嬢、エルメス・ティーポットには、その「スキル」の効果や制約を見抜く特別な目があった。
彼女が行動を共にするのは、ギルド食堂の料理人アレス・フォルナクス。
ただの料理人とは思えないほど鋭い推理力を持つアレスとともに、エルメスは次々と舞い込む奇妙な事件の謎を追っていく。
受付記録。
冒険者たちの証言。
現場に残された証拠。
そして、スキルに隠された「制約」。
ファンタジーの力を、ファンタジーだからで終わらせない。
冒険者ギルドを舞台に描く、異世界スキルミステリー。
※本作は「小説家になろう」「アルファポリス」にも掲載しています。