あらすじ
超能力とAIが共存する未来世界。
少女カナタは、かつて“特殊能力レベル11”だった。
だが、ある事故をきっかけにすべてを失い――今は“レベル0”。
能力者たちは、《Black Rings》と呼ばれる装置によって力を制御されている。
空白を抱えたまま日常を生きるカナタ。
しかしある日、特殊部隊の紋章を持つ謎の少年タシトが、突然カナタの前に現れ――彼女を抱きしめる。
戸惑うカナタと、その傍らで複雑な感情を抱く幼なじみの少年、ユウナギ。
――年月が流れ、再び出会ったタシトは、特殊部隊の教官になっていた。
複雑な思いを抱えながら、タシトの教えを乞う二人。
そんな二人の前に、この惑星の王子エルナスが現れる。
カナタへ向けられた視線は、なぜかユウナギと同じ熱いものだった。
自分とはあまりにも違う二人の存在。
その圧倒的な力を前に、ユウナギにはなす術がなかった。……それでも。
そして、止まっていた運命が再び動き始める。
それでもカナタは、自分が何者なのかを知らないまま、ユウナギと共に成長していく。
失われた力は、本当に消えたのか。
王宮、軍、そして“リング”を巡る巨大な思惑が交錯する中、少女は再び、自らの運命へ引き戻されていく。
――これは、心に空白を抱えた少女が、
「自分」「力」と「愛」の真実へ辿り着く物語。
※手描きの挿し絵を、キャラクター紹介として掲載しています✒️