あらすじ
主人公の田原悠一には、4分の1アメリカ人の血が流れている。青い瞳、透き通るようなブロンズの髪、誰しもが羨むであろうその見た目を一番嫌っていた。日本で日本人として生まれ育った彼にとって、この容姿だけが異質であったのだ。
そんなある日、転校生のアリスに出会う。
彼女は日本人の両親から生まれ、日本人の容姿を持ちながらもアメリカで生まれ育っていた。容姿のせいで日本人として浮いている悠一は、日本人の皮を被ったアメリカ人のアリスが受け入れられることに対していらだちを覚える。
自分とは反対の人間、アリスを通して、悠一は自分とは何者かについて考えていく。