あらすじ
畠中美織・23歳。
高校の非常勤講師と、ファストフード店でのバイトを掛け持ちしている。
昔から勉強もスポーツも趣味も仕事も、努力で何でも結果を出してきた。
周りからは頼られることが多く、しっかり者の真面目な子として評価もされてきた。
そんな美織でも、唯一苦手なこと……
それが、恋愛だった。
女性として愛されること。
男性から熱く求められること。
どちらも学生時代の頃から、どうしても実現できなかった。
他のことなら、努力で手に入れられたのに……。
そんな恋愛諦めモードの美織の前に現れたのは、同じバイト先で知り合った18歳のフリーター・水原麗。
自分に気のある素振りをしてくる麗に、美織は「彼を徹底的に落とすことができたら、過去の自分を乗り越えられるのでは?」と考える。
そう思って、麗との関係を「最後の恋愛」にしようとした。
だけど結果は、やっぱり思った通りで……
落ち込む美織に手を差し伸べたのは、イケメン男子高校生の教え子・佐野千尋。
千尋は人生最大の傷を負った日、美織に助けられたことをきっかけに、美織への禁断の想いを強めていく。
一方もう二度と恋をしないと決めていた美織は、千尋からの想いを信じずに跳ね除けていた…
はずなのに、何度突っぱねても冷たくあしらっても、千尋は想いを伝え続ける。
「年齢の差や立場の違い?そんなの俺の美織への愛の前では、なんの意味もないよ。」
生意気だけど妙な色気を纏う千尋は、美織の気持ちを手に入れるべく絶対に離さないと誓う。
そんな千尋からの溺愛に、美織の答えは…?
そして、千尋が抱えた人生最大の傷とは…?
真逆な二人が紡ぐ、チグハグな純愛ストーリー。