あらすじ
表向きは、国内外で絶大な評価を得るイベントプロデューサーであり、空間・演出コンサルタント。 だがその実態は、一般には名が出ることのない超富裕層や最高峰の社交界を対象とした、完全非公開のプライベート・エージェンシー――。
幼少期から宝塚、歌舞伎、ミュージカルなどの舞台芸術に親しみ、大阪芸大 芸術計画学科からロンドン留学を経て感性と現場眼を研ぎ澄ませた28歳の百瀬有梨亜。 圧倒的な美意識で社交界の頂点に君臨する彼女の傍らには、常に完璧なる筆頭執事ラスキル・グレイヴスの姿があった。
昼は妥協なきプロフェッショナルとして、洗練された緊張感の中で世界を動かす二人。 しかし、国分寺の静寂な洋館の扉が閉ざされ二人きりになると、鉄壁の主従関係は密やかに反転する。
激務に疲れたお嬢様を抱き寄せる腕、耳元で囁かれる不遜なまでの甘い言葉――。 社交界の陰で繰り広げられる、極上の主従溺愛ストーリー。