あらすじ

――植物を用いて心身の不調を整える者を調葉士と呼ぶ―― 田舎からハーブティーのお店を開くため、アクアディアにやってきた調葉士エルダ。彼女は人の心が、一本の大樹として視える不思議な目を持っていた。 偶然街で知り合った侯爵夫人主催のお茶会に、調葉士として招かれることに。 しかしその頃、アクアディアでは突然人が発狂し、他者を傷つける「狂気の残香事件」が多発していた。 そしてエルダも参加するお茶会の最中、貴族令嬢が狂気の残香を発症してしまう。エルダは調葉士の知識を駆使して、どうにか事態を収めたものの――事件の犯人として、何故か自分が連行されてしまう。 無実を訴えるエルダに事件の協力を持ちかけてきたのは、少々強引で一癖のある騎士、ライネルだった。狂気の残香を発症した令嬢の大樹に、エルダは見たこともない黒いもやを見つける。 事件を調べていくうちに浮かび上がる、調葉士と狂気の残香の奇妙な繋がり。 人間の心を視る力と、心を整えるハーブティー。エルダはライネルとともに、アクアディアを蝕む事件の真相に迫っていく。

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カクヨム
カクヨム2026/09/30
  • 現在の作品調葉士とハーブティー