あらすじ
普通の会社員、冠澱知が目を覚ますと、そこは見知らぬ異世界だった。
特別な力があるわけでもなく、魔法が使えるわけでもない。
そんな澱知の手元に残されていたのは、現代日本から持ってきたスマートフォンだけだった。
当然ながらネットにはつながらない。
ところが、なぜかAIアシスタントだけは普通に動いている。
これなら何とかなるかもしれない――と思ったものの、AIが知っているのは地球のことだけ。
異世界の地理も、魔法も、見たことのない生き物も、当然ながら何も知らない。
そんな旅の途中で、澱知とAIの話はなぜかどうでもいい方向へ脱線していく。
これは、異世界について何も知らない普通の男と、異世界について何も知らないAIが、一緒に歩きながらこの世界を知っていく物語かどうかは知りません。
なお、スマートフォンのバッテリーには限りがある。
……という設定を思いついたので、とりあえず短編にしてみました。
全3話です。