あらすじ
「そんなバカげたスキル持ち、俺たちには用無しなんだよ」
ジョブ《ナシ使い》、スキル《ラ・フランス》。
ラーフルにできることは、ただ洋梨を一個出すだけだった。
三年間パーティに貢献してきたものの、レベルは1のまま。
ついには「用無し」と笑われ、仲間たちから追放されてしまう。
ところが、一人で魔物を倒して初めてレベル2になった瞬間、《ラ・フランス》が進化した。
毒梨。
麻痺梨。
そして、ときどき出てくる金の梨――ただしハズレは腐った梨。
「これ、本当に梨を出すだけのスキルか?」
そしてレベル10。
ラーフルは《ラ・フランス》に隠された、とんでもない力を知る。
そんな彼の前に現れたのは、かつて三つの国を滅ぼした『終末の災厄』エンシェントドラゴン。
誰にも倒せないはずの伝説の魔物を、ラーフルはまさかの方法で瞬殺してしまう。
一方、ラーフルを「用無し」と追放した元仲間たちは――。