あらすじ

最強の探索者【単騎】久我迅が、ある日突然、失踪した。 一年半、彼の背中だけを撮り続けてきた追っかけ配信者の私は、推しロスのまま、ゲート裏の潰れかけた支援所に流れ着く。 目つきの悪い小柄な女店主。一時間百円のコンセント。旨すぎるカレー。 そして、推しとまったく同じ角度で右肩を回す癖。 ……いや、推しは身長百九十の大男だ。気のせいに決まってる。 店主の背中を撮るだけの日々。 ある日、下請けで同行したクランの潜行で、私は「討伐数ゼロ」と笑われる支援職・白瀬千鶴に出会う。 その日、第十四階層で、二人が死んだ。 私のドローンは、その全部を撮っていた。 「使えない」と切り捨てられた人たちを、あの店主は安く拾っていく。 そして、業界の常識ごとひっくり返していく。 私はそれを、後ろから撮っている。 ――その背中が推しに似すぎているのは、たぶん気のせいです。

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カクヨム
カクヨム2026/09/30
  • 現在の作品「使えない」人ばかり拾う女店主、潰れかけの支援所で業界の常識をひっくり返していた~その背中が、失踪した推しに似すぎている~