あらすじ
「想像と狂いが集まる、夢幻の世界。」
そこは、ありとあらゆる世界へと繋がる場所――想狂夢幻界。
平行世界、異世界、別世界。
無数に存在する「世界」と「世界」の狭間に位置し、時には別の世界へ渡るための架け橋となる、どこまでも広大な不思議な世界。
地上だけではない。
地下深くにも、遥か上空にも国が存在し、そこには人間だけでなく、魔族、妖精、獣人、精霊、そして名前すら持たない未知の存在まで暮らしている。
しかし、想狂夢幻界には一つの大きな謎があった。
――なぜ、この世界は「異世界へ行くこと」に特化しているのか。
――誰が、何のためにこの世界を創ったのか。
そして、この世界に集められた者たちは、本当に偶然ここへ辿り着いたのだろうか。
世界を旅する者。
自らの故郷を探す者。
別の世界への扉を求める者。
己の過去から逃げてきた者。
そして、自分が何者なのかさえ知らない者。
それぞれ異なる想いと目的を抱えた者たちが、この広大な世界で出会い、別れ、時に手を取り合いながら、数え切れない世界を巡っていく。
その旅の先で彼らが知ることになるのは、世界の真実か。
それとも、決して知ってはいけなかった「狂い」なのか。
これは、無数の世界と、無数の想いが交差する場所で紡がれる物語。
想像が世界を生み、狂いが世界を歪める。
――ようこそ。
想狂夢幻界へ。