あらすじ

生まれて七日目、人は額に線を引かれる。 王族は無印、貴族は一本と二本、平民は三本、家なき者は四本。その線は一生消えず、魔術を使えるかどうかまで決めてしまう。 三本線の少年エルドは、親友バルトと橋の下で剣を磨いてきた。師は、四本線の老剣士。 ある日、貴族の理不尽から弟を救うために剣を抜いたことで、二人は王立リネア学園へ特例入学することになる。 だが、そこは魔術を使える貴族たちの学園。二人が入れられたのは、最下位の五組だった。待っていたのは、いじめと嘲笑、月末ごとの昇格戦、そして「退学」の二文字。 魔術の使えない二人が振るう剣は、なぜか魔術を断ち切る。 「線」とは、何なのか。 三本線の少年たちが身分の頂点へ駆け上がるとき、世界の嘘が剥がれ落ちる。 その剣は、世界を救うのか。 それとも、壊すのか。

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カクヨム
カクヨム2026/09/30
  • 現在の作品線剣のリネア