あらすじ
いじめの末、屋上から転落して死んだ僕――相沢湊。
目を覚ますと、そこは女神の前。そして隣には、僕を道連れに死んだいじめっ子・黒瀬蓮司がいた。
「転生特典は、生前の徳ポイントで決まります」
人望とおべっかで4000ポイントを手にした黒瀬は、王子の身分、最強スキル【支配】、そして「相沢湊の所有権」を購入。
我慢強さは評価項目にない――そう告げられた僕の持ち点は、わずか80ポイント。急かされるまま選んだのは、わずかばかりの特典だけ。
生まれた瞬間から首に所有紋を刻まれた、王子の奴隷。
力もない。魔法もない。信じてくれる人もいない。
それでも僕は、すべてを覚えている。
これは、女神に"採点"されなかった少年が、奴隷の身から逃げ延び、やがて王国に抗い――そして、あの日の真実に決着をつけるまでの物語。