あらすじ

高校生の佐伯悠真には、二年以上付き合いのあるネトゲ仲間《Lune》がいる。 顔も、本名も、住んでいる場所も知らない。 それでも毎晩一緒にゲームをして、学校の愚痴からくだらない話まで何でも話せる、悠真にとって一番気楽な親友だった。 そんなある日。 悠真は、学校一の人気者――そして今注目を集めるガールズバンド《Luminous》のボーカル、天城美鈴から突然告白される。 「私と付き合ってくれない?」 ほとんど話したこともない相手からの、あまりにも突然の告白。 悠真が真っ先に思ったことは――。 「……これ、絶対嘘告だよな?」 Luneに相談した悠真は、ある結論を出す。 どうせ嘘だと分かっているのなら、騙されたふりをして普通に付き合ってみよう、と。 こうして始まった、美鈴との偽物の恋人関係。 初デート。 放課後の寄り道。 ライブへの招待。 何気ない会話。 悠真は最後まで「普通の彼氏」として接し続ける。 一方、美鈴にとって悠真への告白は、本当にただの罰ゲームだった。 最初は。 「ちょろい」と笑っていたはずなのに。 いつしか彼からの連絡を待つようになり。 彼に褒められることが嬉しくなり。 嘘の恋人関係が終わることを、嫌だと思うようになっていく。 けれど悠真は知らない。 彼女の気持ちが少しずつ本物へ変わり始めていることを。 そして美鈴も知らない。 悠真が最初から、自分の告白を疑っていたことを。 ――嘘から始まった恋が本物になった時。 果たしてその「本当」は、まだ信じてもらえるのか。 嘘告×ネトゲ×ガールズバンド。 騙しているつもりの人気者と、騙されたふりをしている平凡な男子。 そして二人を見守る、顔も知らないネトゲの親友。 すれ違いから始まる青春ラブコメ。

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カクヨム
カクヨム2026/09/30
  • 現在の作品学校一の人気者に告白されたけど、これ絶対嘘告だよな? ~ネトゲの親友に相談しながら騙されたふりをしていたら、なぜか彼女の方が本気になった件