あらすじ
婚約者のマ○アから突然「神の子を授かりました」と告げられた大工のヨ○フ。
しかも神に選ばれたことで調子に乗ったマ○アから、
「《祝福》すら持っていないただの大工なんて、神の子の父親には相応しくありません!」
と婚約破棄されてしまう。
周囲の人々もマ○アの味方。
「マ○ア様は神に選ばれたお方だ!」
「ただの大工とは格が違う!」
「今さら後悔しても遅いぞ!」
しかしヨ○フは思った。
いや、俺の子じゃないなら関係なくないか?
こうしてヨ○フはマ○アと別れ、普通の大工として生きていくことにした。
それから数年後。
神の子として甘やかされて育った○エスがヨ○フの前に現れる。
「父さん! あ!間違えた!w “全知全能じゃないほうの父さん”!www」
「俺は父さんじゃないぞ」
《祝福》もない。
奇跡も使えない。
あるのは大工として磨き続けた技術だけ。
これは神に選ばれなかったただの大工が、木を削り、家具を作り、家を建てていただけなのに、いつの間にか「大工の神」と呼ばれてしまう物語。
一方そのころ、本物の神の子○エスは――。
「なんで!? 僕は神の子なんだよ!?」
奇跡を起こすたびに、なぜか大変なことになっていた。
いまさら父親になってくれと言われてももう遅い。
俺はただの大工なので、神様の家庭事情なんて知りません。