あらすじ
イベント企画会社に勤める髙田孝介のスマートフォンに、見知らぬ相手からメッセージが届いた。
送信者の名は《もう一人のオレ》。
《明日の会議で、お前は会社を辞めることになる》
その言葉どおり、上司の高村は自分の発注ミスを偽装し、孝介へすべての責任を押しつけようとしていた。
《もう一人のオレ》の指示に従い、孝介は上司の罠を先回りして会議で大逆転する。さらに美女との交際、競馬の的中、仕事での成功――未来を知る“もう一人”の助言によって、孝介は欲しかったものを次々と手に入れていく。
だが、正解を教えてくれる存在に人生を預け続けた先で、二人の未来は思いがけない形に分かれていく。