あらすじ

後宮で毒味役を務める、食べることが何より大好きなぽっちゃり宮女・明月。 毎日美味しい料理を食べられる毒味役は、彼女にとってまさに天職だった。 「うーん、おかわり!」 「どこの世界におかわりを所望する毒味役がいるかっての!」 上司である桂英に叱られながらも、今日も明月は幸せいっぱいに料理を頬張っている。 そんな折、明月は主人である賢妃・清蘭から、後宮で一人の妃とその侍女が相次いで倒れたという話を聞く。 疑われたのは、二人の食事を作った料理人。 誰もが毒殺未遂を疑う中、明月だけは事件に奇妙な違和感を覚えていた。 食べたもの、倒れた時刻、二人に共通するもの——。 一介の毒味役とは思えぬ知識で、明月は真実へとたどり着く。 ——そして、皇帝の執務場所である清寧殿に、一人の美女が現れる。 皇帝と皇太子が見守る中、美女は恐るべき知識と頭脳を持って毒殺未遂事件を解決した。 鬼と恐れられる美貌の皇太子・凌雲は、謎の美女に名前を問う。 美女は自らの名を、ぽっちゃり宮女と同じ「明月」だと名乗る。 凌雲が彼女に疑いの目を向ける一方で、明月の前には奇妙な存在が現れていた。 月明かりを食らい、人の言葉を話す、一匹の猫。 食いしん坊なぽっちゃり毒味役と堅物な皇太子、そして月を食べる猫の妖。 後宮に潜む悪意と謎を解決する、中華後宮ミステリー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/29
  • 現在の作品ぽっちゃり宮女の後宮毒味帖 〜謎を解いたら皇太子殿下に気にいられたようですが、もふもふ妖が後宮を滅ぼそうとしているのでそれどころではありません!〜