あらすじ

好きな子には、存在すら認識されていなかった。 今は、名前を呼んでもらえる。 三月の終わり。 大学進学を控えた早瀬は、浪人を決めた小楠さんのため、参考書を探し始める。 そんな中、友人たちから思わぬ事実を知る。 高三の一年間、自分にはまるで気づかなかった小楠さんが、他の男子とは普通に話し、恋愛相談まで受けていたらしい。 ――俺とは、話してくれなかったのに。 無性に会いたくなって向かった本屋で、早瀬は偶然、小楠さんと再会する。 一緒に参考書を選び、メールアドレスを交換し、彼女の持つ招き猫まで話題になって――。 そして小楠さんは、早瀬を笑ってこう呼ぶ。 「合格早瀬君」 数日前まで、小楠さんの世界には存在すらしていなかった。 でも今は、確かにそこにいる。 恋を急がず、彼女の一年をそばで待つ。 【顔ヨシ頭ヨシ一途男子・青春ジレ恋】 『早瀬君の恋』連作短編シリーズ。

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小説を読もう2026/09/30
  • 現在の作品【顔ヨシ頭ヨシ一途男子の早瀬君・青春ジレ恋】三月を待つ恋