あらすじ
高校三年の十一月。
自分・・榊麻友は、多少も焦りながら過ごしていた高校三年のそのさなかに通り過ぎた音楽学校、その前で不気味な体験をした。
学校内に強引に引きずり込む目に見えない強い力。
引きずり込まれた校内での体は鉛のように重く、自らの意志で動くこともままならない。しかもそこに集うのは年齢も性別もバラバラな人間達。
その中に、唯一の知り合いがいた。
同級生にして学年一の天才、白坂透也だ。
だがその彼から知らされたのは、絶望的な事柄だった。
『あの教室は、命のテープが残り少なくなった人々がひきつけられるように集まるところみたいなんだ』