あらすじ
『ツンデレ娘を丸裸にしようと思うんだが……どう思う?』
巷ではファンクラブまである容姿と鋭利な頭脳、ずば抜けた運動神経まで持つ、天が出血大サービスで才能を三つも四つも与えた様なスーパー高校生。文芸部部長、伊野カオル。そんな、完璧超人 ―だけど、性格に多大な難あり― である部長が、いつもの様に部員数二名(今も絶賛募集中)の文芸部部室に入った『ボク』にそうのたまった。
頭を抱えながらも詳しく話を聞くと、どうやら部長は『高遠書房ライトノベル大賞』という賞に応募しようと考えているとのこと。その為に『キャラ属性』について考え、一番書き易そうなキャラがツンデレだから、まずツンデレを分析しようと、どうやらそう言う事らしい。そうならそうと、初めからそう言って下さいよ……と思うボクだが、部長は素知らぬ顔でツンデレについての自己解釈を喋って行く。だが、これが、もう本当に、びっくりするぐらい、浅い! 根本的に、何にも分かっちゃいない部長にオリジナリティについて説明するも、『オリジナリティなどいらん。某有名週刊漫画雑誌だって、困ったらバトルになるじゃないか』とか『取りあえず、義妹を出しておけば鉄板何だろ?』とか、あらゆる方面に喧嘩を売ってるんじゃないかと言わんばかりの発言ばかり。全く……疲れるんですけど……
そんな部長ですけど、実はいい所もちょこちょこあって……実はボクの好きな人だったりして……ひ、秘密ですけどね!
と、まあこんな感じで文芸部の部活動をゆるーく描いた『ウチの部長は、ちょっと、変』、山もオチも、そもそも意味も無い、台詞八割の短編です。『こんな話で、あらすじなんて書きようが無いじゃん!』って思ったのが一番の『秘密』のこの作品、是非ご一読を!
……こんな感じでいいですか、部長? え? あらすじ見せろって? だ、ダメですよ! 絶対見ないって約束だったからあらすじ書いたんですよ! わ、部長! 勝手に読まないで下さい! ちょ、部長ってば!