あらすじ
男女の愚かさと醜さに絶望した創造主は、一切の不浄を排した「エルフだけの完璧な楽園」を創り上げた。そこには老いも死もなく、煩悩すらない……はずだった。
しかし、労力も生きる理由もない世界で、エルフたちは「退屈」のあまり次々と自死を選び始める。
慌てた創造主が用意した、あらゆる世界から概念や物質が流れ込む「歪み」。そこから流れ着いたのは、魔法やミルクティー、そして一羽のウサギ……ではなく、神聖なる「漢」の履き物――「ふんどし」だった!
「これは下着というものだよ」というウサギの囁きに従い、恐る恐るふんどしを締めたエルフの体に走る激震。
筋肉が隆起し、鋼の肉体へと変貌を遂げた彼らは、引き締まった下半身にふんどしをまとい、圧倒的な生の実感に歓喜の踊りを狂い咲かせる。
――女がいないなら、まあ大丈夫だろう。
創造主がそっと目を背けたその楽園で、今日も美しき漢たちがふんどしを締め直す!
エルフの尊厳が筋肉とふんどしに屈する、異色の神話風ブラックコメディ!