あらすじ

僕が初めて首を飛ばしたのは、十三歳の夏だった。 父さんは十四歳。母さんは十二歳。 だから十三歳なら、まあ普通だ。 首を飛ばすときは、身体を隠す。 戸締まりをする。 そして――坊主には気をつける。 昔からそう教えられてきたけれど、今どきそんな坊主がいるとも思えない。 首が飛べるようになった僕は、同じろくろ首の拓海と夜の町を飛び回っていた。 そんなある夜。 どこからか、 「おーい」 と、呼ぶ声が聞こえた。 最初は遠かった。 けれど、声は少しずつ近づいてくる。

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カクヨム
カクヨム2026/09/29
  • 現在の作品首を飛ばすときは、戸締まりを忘れずに