あらすじ

「ちゃんとしなさい」が口癖だった母が、三か月前に突然いなくなった。 警察は「事件性はない」と言う。 高校二年の日野みのりは、「手のかからない子」のまま、ひとりの家で夏を迎えようとしていた。 そんなある朝。学校の玄関に座っていたのは、ルーズソックスにPHSを握りしめた、見知らぬ女の子。 「ねえ、今って何年? 世界、終わってないの?」 ――彼女は、一九九九年から来た十六歳の母だった。 「ちゃんとするとか、無理じゃない?」が口癖の、手のかかりすぎる母。 しっかりしすぎた娘は、同い年になった母と、その夏を一緒に過ごすことになる。 母はなぜ消えたのか。なぜ、十六歳の母が現れたのか。 これは、知らなかった「母の十六歳」と出会い直す、ひと夏の話。

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小説を読もう2026/09/29
  • 現在の作品失踪した母が、十六歳の平成ギャルになって転校してきたんだけど