あらすじ
「いつかなろうぜ、英雄に」
幼い日、陽は二人の親友――御影、輪とそう約束した。
時が経ち、御影は謎の刀《鏡刀》に選ばれ騎士団長へ。輪もまた、自らの道を歩み始める。
しかし、才能に恵まれない陽だけは、英雄を夢見たまま故郷に残されていた。
そんなある日、陽は行方不明の親友を探す少女・空と出会う。
その出会いをきっかけに始まった旅は、やがて《鏡刀》、人の心に呼応する鉱石《ハートリウム》、そして歴史から消された“英雄”の真実へと繋がっていく。
一方、誰よりも強く、優しく、陽がずっと憧れていた御影は――少しずつ変わり始めていた。
強さとは何か。誰かを救うとは何か。英雄とは何なのか。
これは、何者にもなれなかった少年が、仲間と出会い、傷つき、失いながら、
いつか交わした約束の答えを見つける物語。