あらすじ

退屈だった日常を変えたのは、図書館で見つけた一冊の本だった。 『絶対に確かめてはいけない! ○○町の怖い話』 学校の七不思議。 港に現れる大たこ。 夕暮れの黒髪の女。 決して入ってはいけない禁則地。 そして、一度入ったら出られない家。 『絶対に確かめてはいけない』なんて言われたら、確かめたくなるものだろ? もし本当に怪異に出会ったときのために、少年は近所の教会を訪れ、不思議な牧師様から一つのことを教わる。 「相手が人でなくても、まずは礼儀を忘れないこと」 そうして少年は、本に記された怪談を一つずつ確かめ始める。 怖い神様もいた。 人間を妙に可愛がるものもいた。 ずっと昔から港にいる猫もいた。 本に書かれた怪談は、嘘なのか。 それとも、本当なのか。 やがて少年の小さな好奇心は、 この町から忘れ去られた、ある神様へと繋がっていく。 これは、少年と人ならざるものたちの物語。 そして―― 名前さえ残せなかった一柱の神様が、確かに存在したことを証明するための物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/29
  • 現在の作品名前の壊れた神様