あらすじ
現代より少し先の日本。
主人公が新設部署のボスとして命じられたのは、公には存在しないはずの「極秘任務」だった。
世界には、かつて一度だけゾンビウィルスが蔓延した過去がある。
しかし、その凄惨な記憶と記録は、国家の手によって歴史の闇へと完全に葬り去られていた。
主人公たちの役目は、当時から封鎖され続けている廃施設へと潜入し、残存するゾンビを秘密裏に掃討すること。
だが、彼らが対峙した感染者たちは、ただの動く死体ではなかった。
普通に歩き、自我を持ち、当たり前のように人間と「会話」を交わす——人智を超えた極めて危険な存在だったのだ。
さらに、彼らの攻撃によって「DNA」が交ざり合えば、一瞬で感染は完了する。
最初の任務地となったのは、誰もが知る有名食品メーカーの廃工場。
静まり返る暗闇の中、出迎えたのは笑顔で挨拶を交わす「創業者」のゾンビだった。
なぜ大企業の創業者が封印されていたのか?
国家が隠し続ける「真実」とは何なのか?
暗闇を照らすライトの下、喋る死体と特命課の命がけの清掃作業(クリーンアップ)が幕を開ける。