あらすじ
有名な進学校に幼馴染たちと入学できた九条燐太。
これからもずっと一緒にいる、そう思っていた幼馴染と同じ高校に受かって、浮かれた気持ちがあった。
燐太の人生は順調だった。
ある日、親の借金が明らかになるまでは。
母は出て行き、父は殆ど家にいない。
燐太は一人で借金を返すしかなかった。
周りには打ち解けれず、心の支えはなかった。
優秀だった成績はみるみる落ちていき、長時間のバイトでろくに寝れなかった。
それでものしかかる幼馴染からの、進路に対するプレッシャー。
天才だったという、重荷。
減らない借金。
一人の少年の心を壊すには、十分すぎた。