あらすじ
高校教師・高橋のクラスで、空気が読めない生徒・佐伯悠真が不登校になった。
直後、暴露系配信者によって「凄惨ないじめ」の隠し撮り動画が拡散され、学校は炎上。しかし数日後、佐伯の過去の“加害”が暴かれるとネットの正義は反転し、今度は彼自身が猛烈なバッシングの的となる。
無数の悪意が渦巻く中――佐伯は死体となって発見された。
現場には完璧な遺書。警察は自殺と断定するが、国語教師の高橋だけが気づいてしまう。
遺書に残された、佐伯が“絶対に使うはずのない一文”に。
彼は殺されたのか?
かつての被害者、暴走する配信者、共存にもがいていたクラスメイト。全員に動機があり、全員が嘘を吐いている。やがて疑惑の目は、主人公である高橋にまで向けられ……。
二転三転する容疑者と、教室に隠された「歪んだ共存」の真実。
すべての謎が解けたとき、あなたは自分の倫理観を激しく揺さぶられる。
――あなたは、誰を信じましたか?
現代の闇を抉り、あなたの倫理観を根底から覆す、驚愕の社会派・本格ミステリー