あらすじ
その国を色で言うのなら、誰もが「あお色」というだろう。
青葉の生い茂る深い森。蒼い水を湛えた湖。そして、碧くどこまでも続く海。
モスタレルム帝国はオーガの治める軍事大国だった。しかし、周辺国との戦争は過去のものとなり、今は穏やかな情勢が続いている。
首都セラフェア。
政治と経済の中心都市だが、一番北に位置するセラフェア城の先にはなだらかな丘と森が広がっていた。
多くの羊達が放牧されている丘は、季節によっては城の方に獣の匂いが流れこんでくる。
モスタレルム帝国第三皇子『大岩』と、小人族の黒エルフの女の子『チビ足』。
二人の子供が一緒に遊んだり、脱走したり、たまに勉強したりしながら穏やかな日々を過ごしながら少しだけ成長する物語。