あらすじ
金曜の深夜、倒れた父の書斎で、二十四歳のSE・伊勢崎天雅は四十年前のパソコンと一人の少女・かのんに出会う。彼女は時間を書きかえるシステム「ChronoOS」の生体鍵だった。
父は未来から一九八二年へ飛び、彼女を現代へ逃がすために四十四年を生きてきた。だが、時間を改変するたび、天雅は大切な記憶を、かのんは世界に在る確率を失っていく。
二人を追うのは、時間を支配しようとする財団と、娘を失ったエージェント・桐谷。
忘れながら、それでも守る。消えながら、それでも想う。
誰も消えない未来を掴むため、天雅は父の遺した「最後の一行」を完成させようとする。
SFサスペンス×タイムリープ・ロマンス。全六十話完結。