あらすじ

「リゼット・グランヴィル。今夜をもって、君との婚約を破棄する」 婚約披露の夜会の真ん中で、王太子殿下はそうおっしゃいました。お隣には、男爵家のご令嬢。 「君の家のものなど、何ひとついらない。全部持って帰れ」 全部でよろしいのですね、と確かめましたら、殿下は胸を張って「全部だ」と。 広間で、招待客たちが小さく息をのみました。 承知いたしました。では、全部。

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小説を読もう2026/09/29
  • 現在の作品婚約披露の夜会で「全部持って帰れ」と言われたので、夜会ごと持って帰りました