あらすじ

埼玉の貸しビルから、月面基地の清掃機を操作する三枝。 自動化で契約が終わる最後の勤務日も、画面に映るのは砂と床と宇宙服の靴ばかりだった。 終業まで、あとわずか。その靴が、点検口へ落ちる。 数秒遅れで届く映像。右へ寄る古い機体。三枝の手元には、八年かけて覚えた操作の感覚が残っていた。 地球を離れたことのない清掃員が、月で働く最後の一日。

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エブリスタ2026/09/27
  • 現在の作品月の床を拭く