あらすじ

北向きの安い部屋に引っ越した私。 窓の正面には、灰色の壁しかない。ところが夜になると、その壁の真ん中に白い月が浮かんだ。 奇妙ではあったが、独りで働く夜には、少し心強かった。 ただ一つ、カーテンを閉めるたびに、隣から壁を叩かれることを除けば。 管理会社に確かめると、隣は空室だという。 やがて私は、月の欠け方がおかしいことに気づく。

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エブリスタ2026/09/27
  • 現在の作品北向きの月