あらすじ
「沖田総司と同じ時代に生まれてたらなあ」
新選組の天才剣士・沖田総司に憧れる女子高生、千春。
ある日、いつものように試衛館跡を訪れた千春は、そこで一人の青年と出会う。
「おれは沖田だよ」
――まさか、本物の沖田総司!?
そう思ったのも束の間。
色白の美男子でもなければ、儚げな天才剣士でもない。
目の前にいるのは、よく笑い、よくからかい、妙に世話焼きな青年だった。
しかも、スマホは圏外。
周囲には見慣れない町並み。
どうやら千春は、本当に幕末へタイムスリップしてしまったらしい。
帰る方法も分からない千春は、沖田に連れられ試衛館へ向かうことに。
憧れていた「沖田総司」とは、あまりにも違う現実。
それでも、共に過ごす時間が増えるにつれて、千春の中に少しずつ芽生えていく気持ちがあって――。
歴史なんて、漫画でしか知らなかった。
ましてや、この時代で恋をするなんて思ってもいなかった。
これは、幕末を生きる青年と、現代から迷い込んだ少女の、
時代を越えた恋の物語。