あらすじ
僕には、ずっと好きな人がいる。
水瀬葵。
小学生の頃に出会い、中学生になって恋だと気づき、高校生になっても、その想いを伝えることができなかった。
何度も告白しようと思った。けれど、今の関係が壊れてしまうのが怖くて、結局「好き」の二文字を飲み込んでしまう。
そして卒業とともに、僕たちは別々の道を歩き始めた。
もう二度と会うことはないと思っていた。
――それなのに、大人になったある日、僕は偶然にも彼女と再会する。
昔と変わらない笑顔。懐かしい声。そして、忘れたはずだった恋心。
ただの幼なじみでも、仲のいい友達でもなく、今度こそ彼女の特別な存在になりたい。
何年経っても言えなかった「好き」を、今度こそ伝えられるだろうか。
これは、ずっと好きだった女の子に告白できなかった不器用な僕が、もう一度恋をして、君のいちばんを目指す物語。