あらすじ
伯爵であることを忘れ、ただ写真を撮りたかった――。
アステリア伯爵ケントが《星見の丘》で出会ったのは、自分と同じ魔導撮影機を持つ女性、フウカ・リーヴェル。
ほんの小さな出会いだったはずが、女王サクラ・アルヴェリアからの王命によって、ケントは王国最強の黒騎士ミサキ・ヴァレンティアとともに北へ向かうことになる。
そこで彼の魔導撮影機が写し出したのは、肉眼では見えない異変。そして、一枚の写真に残された謎のメッセージだった。
《三つの光》《星の鍵》、そして謎の地――《ルミナリア》。
一枚の写真から、やがて世界の運命を変える物語が動き始める。
これは、ひとりの伯爵と三人の女性が、いつか“幸福の帝国”を築くまでの物語。