あらすじ
佐伯勇真、二十四歳。
早くに両親を亡くし
普通の会社員として、一人静かに暮らしていた――はずだった。
ある日、勇真の前に突然現れたのは、異世界からやってきた一国の王女。
そして彼女は、勇真の顔を見るなり叫んだ。
「勇者様!!」
どうやら勇真は、かつて彼女たちの世界を救った“勇者”と瓜二つらしい。
――だが、勇真にはまったく身に覚えがない。
剣なんて振ったこともない。
魔法なんて使えるはずもない。
どう考えても、ただの会社員だ。
ところが王女との出会いを皮切りに、
獣人、悪魔、エルフ――そして伝説のドラゴンまで、異世界の住人たちが
次々と勇真の前に現れる。
気づけば、静かだった一人暮らしは六人での共同生活へ。
異世界では普通だった彼女たちにとって、日本の日常は知らないことだらけ。
「……なんで俺が全員の面倒見ることになってんだよ!」
騒がしくなっていく毎日の中で、少しずつ変わっていく勇真と彼女たちの関係。
しかし――。
なぜ、ただの会社員である勇真が“勇者”と瓜二つなのか。
なぜ彼女たちは、この世界へやってきたのか。
そしていつか、元の世界へ帰る方法が見つかったとき――
今の暮らしは、どうなってしまうのか。
勇者じゃない俺と、異世界から
やってきた彼女たち。
これは、偶然始まった共同生活が、いつしかかけがえのない“居場所”になっていく物語。
――異世界ヒロインたちとの
ドタバタ同居ラブコメディ。