あらすじ
俺の極道人生は、後悔から始まった。
幼馴染の駿河蓮奈を守れなかったという後悔。
そして、蓮奈の人生を壊した八木沢王真への怒り。
俺がもっと強ければ。
あのとき、今の強さがあれば。
蓮奈が生きていたなら、俺は極道になどならなかった。
極道の頂点まで上り詰めた俺は、消えることのない後悔を抱えながら生き続けていた。
そんなある日、俺は因縁の相手である八木沢王真と対峙する。
しかし、舎弟の入来に裏切られ、俺は命を落とした。
そして――
次に目を覚ました俺の目の前にあったのは、かつて通っていた高校の校舎だった。
「どうしたの、子龍?」
聞こえてきたのは、あり得ない声。
振り向いた俺の隣にいたのは、死んだはずの幼馴染――駿河蓮奈だった。
戻ってきた、十六歳の高校生活。
もし、もう一度だけやり直せるのなら。
今度こそ、蓮奈を守る。
俺が知っている未来も、八木沢の人生も、そして俺自身の人生も。
すべてを変えてみせる。
極道の頂点まで上り詰めた男の、二度目の人生が始まる。