あらすじ
街中で、三脚のような機械をのぞき込んでいる人を見たことはありませんか?
「あれ、何をしてるんだろう?」
あれは「測量」という仕事です。
この小説では、普段なかなか知る機会のない「測量」の世界を、ひとつの物語を通してご紹介します。
測量なんて、自分には関係ない。
――そう思っている方もいるかもしれません。
でも、あなたが住んでいる家も、歩いている道路も、隣の土地も。
そこには必ず「境界」があります。
その境界は、いったいどこにあるのでしょうか。
一本の線をめぐって、土地の記憶、古い資料、そこに暮らしてきた人たちの思い、そして測量士たちの仕事が交差していきます。
これは、普段は見えない「土地の境界」を探していく、ある測量士たちの物語です。
よかったら、少しだけ覗いてみてください。